Raspberry Pi3 に64bitRaspbianをインストールしてDocker環境を構築する

Raspberry Pi3 Bは低コストで開発環境を構築できるので便利です。

が、、、毎回OSのインストールをして開発環境にあわせてパッケージをかき集めるのが大変なのが悩み。気づけば自宅にはラズパイが7台もある。

Dockerでイミュータブル・イ・フンラストラクチャのシステムを手に入れたい!という思いで使いやすい64bit OSイメージを探してインストールしたメモになります。

目的

  • Raspberry Pi3 Bに64bit OSをインストールして、Dockerを使う
  • VPSやクラウドサーバーのように64bitOSの開発環境を手に入れる
  • RaspberryPi3への接続はWiFi通信のケーブルレスで使う
    (WiFi設定が簡単なモノを使う)

問題点

公式リリースのRaspbian(Stretch)をインストールすと ARMプロセッサは32bitで動いてしまう。

このためDockerのイメージをビルドする際に、32bitだとエラーが出てビルドに失敗する事がある。

当初はエラーの原因がDockerなのかアーキテクチャなのかがわからなかったが、64bit非対応の環境がダメだとわかった。

開発環境

サーバーはRaspberry Pi3 BとmicroSDカード16GB
クライアントはWindows10 Professional 64bit
イメージ書き込みソフトはWin32DiskImager

ラズパイ64bit化の現状

WiFi設定はRaspbianのようにサクっと設定ができるOSがほしい。(個人的に面倒なだけ)
>> Raspbian 公式サイト

Raspbianのフォーラムでも公式には64bit OSはリリースされていないが、プレビュー版のOSイメージがあった。WiFiの認識に苦労しそうだったので、別の方法を探した。

日本国内では「株式会社あっとBSD」さんがDocker入りのイメージを公開している。起動すると有線LANだと通信ができるが、WiFi設定に手間がかかりそう。
>> 株式会社あっとBSD 公式サイト

「Hypriot OS」が評判良さそう。microSDカードにイメージを書き込んで起動すればすぐにOSが起動する。ブート画面からもわかるように、イチゴが4つ表示されていて、Raspbianに最も近い。
>> Hypriot OS 公式サイト

今回は、HypriotOSを使うことにしました。

HypriotOSインストールの注意点

イメージビルド環境に制限がある

ダウンロードしたイメージをそのまま使うことができるが、ホスト名、ユーザー名、WiFiの有効化(デフォルトOFF)をする場合、必要に応じでOSイメージを作ることができる。

イメージを作る場合、LinuxまたはMacOSが必要。イメージを書き込むflashコマンドは、Windowsでは使えないようだ。

HypriotOSのファーストブート

LANケーブルを挿し込み、SSHでアクセスができて便利です。(/boot/sshファイルは不要)
ユーザー/パスワード : pirate / hypriot

raspi-configコマンドによる設定の注意点

Raspbianより手間がかかるのは仕方ありませんが、raspbi-configコマンドでOSの環境設定ができます。

WiFi設定でraspi-configを使うときの注意点

raspi-configの起動は下記のようなRaspbianでおなじみ画面です。

「2 Network Options」-> 「N2 Wi-fi」を選択してもwlan0が認識しないようです。
/etc/wpa_applicant/wpa_applicant.confファイルを作成して、再起動するとwlan0からアクセスできるようになります。

dockerでコンテナの起動を確認する

Dockerがインストール済みであることを確認する
$docker version
$dokcer-compose version
Dockerコマンドの実行結果 >> docker_version_log.txt

Docker コンテナの起動
$ docker run -d -p 80:80 hypriot/rpi-busybox-httpd
Dockerコマンドの実行結果 >> docker-run-log.txt

サーバーの確認
ブラウザにサーバーのアドレスを入力します。
例) http://192.168.11.31

まとめ

RaspberryPi3を64bitで動かしたいとの要求が高まってきています。
Rasbianの64bit OSイメージのリリースに期待したいです。

Raspbianのプレビュー版では、起動時に32bitと64bitを選択ができるのですが、GUIモードの改善をしているようなコメントが公式サイトやフォーラムにありました。

raspi-config や sshファイル、wpa_supplicant.confファイルなどお手軽な設定で使えるようになって欲しいなぁ。

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